歯科撮影用装置が新しくなりました!


この度パノラマX線装置更新に伴い、セファロ撮影も可能な
Veraview epocs(べラビュー エポックス) 2D Series (モリタ製作所)
を導入いたしました。

セファログラム(頭部エックス線規格写真)とは…
一定の規格をもって撮影されたエックス線写真ことで、一定の規格とは、
1)頭部固定装置(イヤーロッド)を外耳孔に入れ指示器を眼窩下点に位置させて頭部を固定する
2)被写体とエックス線管の焦点との距離(通常150cm)および、被写体とフィルムとの距離(通常15cm)が一定である
3)中心エックス線が一定の場所を(側面像では左右のイヤーロッドの中心軸を、正面像では左右のイヤーロッドの中央で正中矢状面を)通過する
というものです。
一定の規格により撮影されることから、再現性の高いエックス線像が得られる、実体の大きさを容易に計算できる、というメリットがあり、経時的な比較・検討が可能であるため矯正治療の評価において多用されます。

一般撮影・被曝管理主任 森 直彦