見えない傷を見つけ出せ! 防護衣の管理について


当院では約120枚のプロテクター(X線防護衣)を所有し、一般撮影室・透視室・血管撮影室・CT室・手術室・救急室など様々な場所で使用しています。今回はこのプロテクターについてのお話です。

見えない傷ありませんか??

プロテクターの構造をご存知でしょうか。
遮へい元素(鉛やその他の元素)を高比率配合している“遮へいシート”を“保護シート”が覆う構造になっています。
“遮へいシート”は“保護シート”より物理的に弱い傾向にあるため、遮へいシートに損傷が生じても保護シートには問題がなく外観から損傷が分からない場合があります。
そのため、120枚すべてのプロテクターに対し1枚ずつ1年に2回、透視装置を用いてチェックを行います 。

大切に長持ちさせましょう

メーカーは専用のハンガー、スタンド等に掛けて保管することを推奨しています。時おりご丁寧に畳んで置いてあるのを見かけますが、折り曲げ状態での長時間放置は内部の“遮へいシート”が傷むのでいけません。

当院では使用する皆さんが掛けて保管してくれているので買い替えは1年に2~3枚です。
思いがけない傷が見つかるかもしれません、定期的な点検をお勧めします。